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相続、相続の開始とは

相続とは、死後その人が有した遺産を特定の人に承継させることをいいます。

相続の開始

亡くなった人を「被相続人」、権利義務を承継する人を「相続人」といい、人の死亡によって相続が発生することを「相続の開始」といいます。

明治民法では、家の継承という価値判断のもとで家督相続制度が採用され、家長の財産は家の財産として、次の家長に承継されていました。しかし戦後の民法改正でこのような家督相続制度は廃止され、相続の概念も被相続人の遺産の承継ということに集約されています。

人に財産が存在すれば、誰でも相続が開始し、これをめぐる様々な問題が生じうるといえます。また、死亡により、相続人がそのことを知ると否とに拘りなく、相続が開始することになります。

相続開始の原因

相続開始の原因は、人の死亡です。死亡には、生物学的な死亡と法技術的な死亡があります。法技術的な死亡には、失踪宣告による死亡と、認定死亡があります。

失踪宣告とは、法律関係の確定のため、生死不明者について一定の要件のもとに死亡したものとみなす制度です。失踪した人の生死が7年間明らかでない場合や、戦地に臨んだり、沈没した船舶中にいた者、その他死亡の原因となるべき危難に遭遇した者の生死が、危難の去った後1年間不明の場合などがその対象となります。これらは失踪届けの提出後、一定期間の後に家庭裁判所によって認定されます。

認定死亡とは、戸籍法上の制度で、水難、人災、その他の事変によって死亡した者がある場合において、その取り調べをした官庁等が死亡地の市町村長に、その者の死亡した日時、場所を報告することによって、その日時、場所で死亡したものとして取り扱われることをいいます。